「カリスマ瘦せ姫」の存在を知っていますか?
摂食障害を「個性」として認め合ってみたら……
摂食障害になった女性たちとの30年余りの交流の軌跡が話題の書に!
そんななか、病んでいる自分も「あり」なのだと肯定できたり、もしくは周囲に肯定してくれる人が現れたりすれば、多少は楽になるのではないでしょうか。
要するに、摂食障害という病気を「個性」として認め合う、ということの有効性を考えてみたいのです。
(註1)『英雄たちの選択』2015年4月19日放送(NHK総合)
(つづく……。※著書『瘦せ姫 生きづらさの果てに』本文抜粋)
【著者プロフィール】
エフ=宝泉薫(えふ=ほうせん・かおる)
1964年生まれ。早稲田大学第一文学部除籍後、ミニコミ誌『よい子の歌謡曲』発行人を経て『週刊明星』などに執筆する。また健康雑誌『FYTTE』で女性のダイエット、摂食障害に関する企画、取材に取り組み、1995年に『ドキュメント摂食障害—明日の私を見つめて』(時事通信社・加藤秀樹名義)を出版。2007年からSNSでの執筆も開始し、現在、ブログ『痩せ姫の光と影』(http://ameblo.jp/fuji507/)などを更新中。